60代のバイク乗り|今日も一人で峠を走る

2020年2月27日

私はバイク乗りです

今日も、峠を走ってきました。

峠だけには困らない場所に住んでいます。

家から40分以内に峠が六つあるのです。

おそらく今年最後になるでしょう。すでに風が冷たく、厚手のヒートテックのインナーを着込んでいてもグリップヒーターを使わざるを得ない寒さでした。

峠を通って高原に行くいつものコース。

その前に、感覚を思い出すために途中にある別の峠を 3往復します。

片道12分のかなりきつい勾配、峠の頂上から一気に走り下ります。直線がほとんどない曲がりくねった山道、タイトなヘアピンが 7、8箇所。

けっこうシビれます。

長い直線でも100mほど、そこですかさず 90kmぐらいまで加速し、コーナーの手前でフルブレーキング…

腰痛持ちには厳しい SUZUKI|SV1000S

そんなことを今でもやっています。

 「いい歳して危ないから辞めなよ」10年も前に娘に言われました。

バイクは乗ったことがある人にしか解らないのです

しかしこのバイクに変えてからは、まっすぐな道は楽しくもなんともありません。ただ腰が痛いだけ。前傾姿勢は腰痛持ちにはただの苦行です。

ですからいつも山道に直行します。幸いにも最高に気に入っている峠が家から30分の距離にあるのです。

目的地に着いたらサンドイッチとお茶で一休み。その後はただひたすら走ります。調子が良ければ 5往復、おそらく200回以上は往復していると思います。

それの何が楽しいのか、自分でも良くわかりません。

帰って来るとソファでしばらく放心状態。それでもまだアドレナリンが出ていて、神経がピリピリしています。

そんな時に飲むビールが最高なのです。

私は一人でしか走りません。

バイクは自由を楽しむ乗り物ですからね