イミダペプチドの効果がすごい|鶏胸肉の抗疲労物質と脳老化改善効果

2019年11月15日

60代からの糖質制限

食べ続けてきてよかった!|証明された鶏胸肉の実力

糖質制限食では、主にタンパク質と脂質が中心になります。

タンパク質の摂取量は体重 ×1.5g〜2g が基本で、体重60kgなら必要摂取量は90g〜120g

鶏胸肉は、低カロリーにもかかわらず、たんぱく質が100gあたり(23.2g)と、牛もも肉(21.2g)豚ロース(19.3g)よりも多く含まれています。

安くてタンパク質と豊富に含んだ胸肉は、糖質制限食において貴重なタンパク源です。

たんぱく質の摂取は筋肉の増加につながり、基礎代謝がアップし、脂肪が燃焼しやすい身体になります。

また鶏胸肉には、今話題になっている成分「イミダペプチド」が多量に含まれています。

イミダペプチドは、抗酸化や疲労回復に効果がある

イミダペプチドは,渡り鳥が長距離を飛び続けるメカニズムの研究から判明した抗疲労物質です。

研究では、多くの抗疲労効果が期待される物質の中で、唯一顕著な抗疲労効果が実証されたことで注目を集めました。

イミダペプチドは、もともと動物の体内で合成されるものです。

合成酵素は、鳥類の場合は羽の付け根の胸肉に、カツオやマグロなど24時間泳ぎ続ける回遊魚では尾の付け根に多量に含まれています。

動物の種類によって、最も消耗の激しい部位にイミダペプチドを合成する酵素が豊富に存在し、抗酸化力を発揮するこで、疲労が回復すると考えられています。

そして、ヒトにおいては自律神経の中枢にイミダペプチド合成酵素が豊富に存在することもわかっています。 

イミダペプチドは、体の中で最も疲れる脳の自律神経中枢で長時間にわたって生産されています。

そして、その場で抗酸化力を発揮し続けることにより強力な抗疲労効果を生み出しているのです。

また、イミダペプチドは抗疲労効果だけでなく、他の研究によって脳老化改善効果も確認されています。

鶏肉のイミダゾールジペプチドの脳老化改善効果を発見

鶏肉のイミダゾールジペプチドの脳老化改善効果を発見

-鶏肉摂取を介した認知症予防の取り組みに道を拓く-

国立大学法人 東京大学は、国立大学法人 九州大学、独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター、日本ハム 株式会社と共同で、鶏肉に多く含まれるイミダゾールジペプチドに脳老化を改善する効果があることを発見。

鶏肉の認知症発症予防効果の普及に期待。 


「2014年 農林水産研究成果10大トピックス」

鶏肉に多く含まれるイミダゾールジペプチドに脳老化の改善効果があることが判明し、そのことから、認知症の発症を予防する食品として研究が進められているとのことです。

(イミダペプチドとイミダゾールジペプチドは同じものです)

鶏胸肉を食べない理由が見つかりませんね。

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