いざという時のための護身術|トラブルは日常の影に潜んでいる
現代は、誰もがストレスを抱えています。多くの人が不満と不安に満ちた毎日を過ごしており、押さえ込んで鬱積した感情を発散する機会を無意識のうちに求めています。
他人に牙を剝く欲求を抱えている人は少なからずいます。私たちが暴力やトラブルに遭遇する可能性は増しているのです。
日本の治安が良かったのは過去の話です。自分はトラブルには無縁だと信じるのは自由ですが、それは根拠のない思い込みです。
今日まで幸運にも遭遇しなかっただけなのです。
人間の社会は動物の群れのような一面もあります。動物の群れでは常にぶつかり合いが起きていて、殺し合いにならなくても、相手に牙を向くことは特に珍しいことではありません。
主導権争いや、縄張り争い、食物の奪い合い、異性をめぐっての争いなどは日常茶飯事です。
暴力事件の大半は公衆の面前で起こっています。他人は自分を守ってなどくれません。自分の命を守ることが動物の究極の目的であり、他者の犠牲は問題になりません。
群れが襲われた時、その中の一頭が犠牲にれば、結果的に他の仲間を救うことになるからです。自分の身は自分で守るしかありません
危険は何気ない日常生活の影の部分に常に潜んでいます。
遭遇する可能性は低くてもゼロではありません。大切なのは、自ら危険を呼び寄せる行為を避けること。危険な場所に近づかないことです。
特に都会には死角が多く、危険もより身近に存在します。繁華街や飲み屋、路地裏、などは特に注意が必要です。
トラブルを避けるには、自ら原因を作らないことです。不用意に他人を刺激しないようにしましょう。
特に酔って尊大な態度を取ったり、他人に不躾な視線を向けることは挑発と受け取られかねません。
また、大声で政治や宗教の話をするのも相手によっては反感を買います。
見るからに危なそうな人間には決して近寄らず、絶対に目を合わせてはいけません。そのような人間は常に獲物を狙っています。
ただ目が合っただけで因縁をつけてくるのが彼らの常套手段です。前から歩いてきたら、それとなく避けましょう。常に周りの状況を把握することが肝心です。
とにかく酒は飲み過ぎないことです。酔っ払って自制心を失い、自ら危険に飛び込んで行くのは、何ともしようがありません。
それは自業自得です。
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