筋トレのローテーションを崩す要因は様々です。病気や怪我といった不慮のアクシデント、そして正月やお盆のように、誰の元にも平等に訪れる「社会的な壁」があります。
今日は、2026年1月3日(正月です)
結論から申し上げます。細かいことは気にせず、正月に専念しましょう。
一生涯続くトレーニングの旅路において、数日の空白など誤差に過ぎません。
これは、何度も挫折を経験した私が、それでも筋トレを続けるために守ると決めた、いくつかの心得のうちの一つです。
目次
記憶のフィルムを「カット」する勇気
必死にローテーションを守ってきた人間ほど、空白の数日間を「大きな損失」と感じ、自己嫌悪に陥ります。しかし、その自責の念こそが、最もやる気を削ぐ毒となります。
映画の編集を思い浮かべてください。不要なシーンはカットし、何事もなかったかのように次の場面へ繋ぐ。
正月やお盆の期間は、人生という映画における「中休み」です。その間のフィルムは潔く切り捨て、前後を繋ぎ合わせる。再開できる日から平然と、何食わぬ顔でローテーションに戻ればいいのです。
「継続」という目的、「結果」という副産物
多くの人は「結果を出すために筋トレをする」と考えますが、それは危険な罠です。結果を目標にすると、それが停滞した時に心が折れます。
しかし、私の流儀は違います。「筋トレを続けるという生き方を選び、その結果として体がついてきた」。主客を転倒させるのです。
週3回のローテーションが、週1回になっても構いません。大切なのは、完璧主義という「硬い枝」を折らずに、柳のように受け流して「細い糸」を繋ぎ続けることです。
一度プツンと切れてしまったら繋ぎ直すのは大変ですが、糸さえ繋がっていれば、いつでも太い綱に戻せます。
筋肉は、そんなにヤワではない
正月は正月として、朝から酒を酌み交わし、楽しみ尽くしましょう。ただ、酒の切れ間にチンニングやディップスを数レップ行い、タンパク質の摂取量と寝る前のカゼインプロテインだけは死守する。
その程度の「最低限の矜持」があれば、筋肉は決してあなたを裏切りません。
再開する日は、かつて初めてトレーニングを始めた日よりも、はるかに高いレベルから始動できる「新スタート日」です。2歩後退したように感じても、実質は半歩程度。
あるいは休息によって、むしろ前進していることさえあります。
筋トレとは、結果を出すことより「続けること」そのものに価値がある。この基本となる心得こそが、一生モノの体を作るための第一歩だと考えます。
▼ 71歳の私がたどり着いた「筋トレ継続の心得」シリーズ
- 心得その1|「スケジュールの借金」は絶対に作らない
- 心得その2|ジムは辞めろ。「納戸ジム」こそが最強の解決策
- 心得その3|停滞期は「押し目」。体脂肪率が減らない時の処方箋
- 心得その4|「ペットボトル体操」への怒りと、タキシードが似合う男の美学
- 心得その5|立ちはだかる「正月の壁」をどう受け流すか
- 心得その6|正月明け、「静かなリスタート」の技術
【71歳の経験談】自宅筋トレ器具ガイド — 本気で続ける人のための「最初の一式」の選び方

