非力な女性のための護身術|反撃こそが逃げ延びるための唯一の手段
非力な女性のための護身術
普段トラブルや暴力に無縁の生活をしている人が、ある日突然理不尽な暴力の場面に遭遇した時、普通なら何もできずに運命だと受けいるしかないでしょう。
しかしそんな輩のために怪我をしたり生命を危険に晒すのは受け入れがたいことです。でも現実にそんな事件は増え続けています。
いざという時の心構えが必要な時代になっています。危険を避けるには危険に近づかないことですが、交通事故のように自分で注意していても避けられない場合もあり得ます。
では、その時どうするのか。基本は逃げることです。もし避けられない場面に遭遇したなら、もうやるしかありません。女性であっても腹を決めて対処するのです。
考えられる中で、女性が襲われた場合で最悪の状況は男性に首を絞められることです。非力な女性が正面から首を絞められたら足掻いてもどうにもなりません。
首を絞めるのは明らかな殺意の表れ
100%ではありませんがこの危機から逃れる手段はあります。立って壁に押し付けられ首を絞められても、床で馬乗りになられて首を絞められても同じです。
絶体絶命の危機から、唯一、逃れることのできる手段だと思います。
相手の腕の輪の中に自分の腕を下からこじるように通す
もし首を絞められた場合、相手の手を持って外そうとしてもまず無理です。特に非力な女性の指の力など腕の力には遠く及びません。
腕を外すには輪になった相手の腕に中に、自分の腕を下からこじるように通し、肘の上まで通ったら一気に開きます。
強く絞められてからでは手遅れです。首に手がかかったと同時にやります。
肘の上まで通ったら一気に大きく開く
平泳ぎの手の動かし方に似ています。相手の腕が外れたら、すかさず大きく広げた左右の手のひらで相手の両耳を強く叩きます。手のひらを使ってパーンと手を打つように。
それによってかなりの確率で鼓膜が破れます。一瞬にして聴覚を失うと誰でも狼狽して数十秒間は前後不覚に陥ります。身動きが取れなくなるのです。
間を空けず、大きく広げた左右の手で相手の両耳を叩く
攻撃に遠慮は無用です。それ以前に首を締めるという行為自体が明らかな殺意の現れです。そして時間はほとんどありません。
逃げる時間を稼ぐために相手にできるだけ大きなダメージを与えるのです。
特殊部隊がテロリスト殲滅に使う閃光弾は、一瞬の大音響と閃光で数十秒間相手の感覚を奪うのが目的です。耳への攻撃はこれと同様の効果があります。
もし相手が怯んだら、顔面に肘打ちか膝蹴りを入れて少しでも遠くへ逃げてください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません