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都々逸は江戸庶民の粋な文化|現代にも通じる洒落た言葉遊び

江戸時代の文化は世界でも稀な庶民の文化だった 都々逸は江戸時代に流行った、七・七・七・五の旋律を三味線の伴奏に合わせて歌う、庶民の洒落た言葉遊びです。 主に男女の恋の機微を題材にした歌が多く、その感覚はで現代でも全く古さを感じ...
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読書は講談社少年少女世界文学全集から始まった

物置の奥から古い本が出てきました 母の実家が本屋だったせいもあり子供の頃から本の匂いには馴染んでいました。昔の本屋は文房具も扱っていたので本と文房具の匂いですね。 今でも本屋に行くと小さかった頃に一瞬タイムスリップします。 ...
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犬の歯を抜く話|伊丹十三の短編エッセイ集は楽しかった

あの頃こんな大人になりたかった 高校生の頃に読んだ、伊丹十三のエッセイ集『女たちよ』は記憶に残る一冊です。 他人を一切気にせず、自分の価値観と嗜好を全ての基準として、あらゆる物を自分の視点のみで考察する。 その揺るぎない...
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井の中の蛙|シートン動物記で読んだ覚えがあるんだけど何故か誰も知らない

シートン動物記な中に確かにあった 中学生の頃、昼休みには一人で図書室に行き、書棚を物色するのが楽しみの一つでした。図書室は冷んやりと静かで、本の匂いも好きでした。 ある日、奥の書棚の隅に、ちょっと変わった本を見つけました。その...