70代|ここからが本番

70代の背中筋トレ|自宅で「厚み」を作る懸垂とローイングの実践記録

男の背中

60s.fan
BACK / ISSUE 08

BACK TRAINING RECORD

70代の背中筋トレ

自宅で「厚み」を作る懸垂とローイングの実践記録

自宅で背中を鍛えるなら、何をやっていたのか。先に答えると、私が中心にしたのは懸垂とローイングだった。71歳から納戸ジムで続けた種目、回数、重量、そして私が目指した「背中の厚み」を、本人の記録としてまとめる。

71 YEARS / HOME GYMBACK / THICKNESS

ANSWER FIRST

自宅で背中を鍛えるなら、私が続けたのはこの3つ

検索者が最初に知りたいのは、思想よりも種目だと思う。私の記録では、懸垂とローイングを軸に、背中+二頭筋の日を作っていた時期がある。

PULL / CHINNING
懸垂(チンニング)10〜12回×4セット程度を記録した時期がある。別のメニュー記録では、週2回、ワイド1セット+ナロー2セットという組み方も残っている。時期や日の構成が同じとは限らない。

ROW / ONE HAND
ワンハンド・ローイング25kg、左右3セット。記録上のインターバルは2分。重量は私が扱った時期の数字で、70代一般の目安ではない。

ROW / DUMBBELL
ダンベル・ローイング25kg、3セット。前から後ろへ引く動作を中心に、背中の中心に厚みを出す意識で行っていた。

SPLIT DAY
ある時期は、水曜日を背中+二頭筋の日にしていた。曜日分けは当時の私の続け方であり、誰にでも同じ頻度を勧めるものではない。

懸垂やダンベル・ローイングは負荷のある運動だ。肩、肘、腰、握力、バランスなどに不安がある人は、私と同じ重量や回数を無理に真似しないでほしい。痛みや体調の変化がある場合は中止し、必要に応じて専門家へ相談する。

WHY I PULLED

私が目指したのは、広さよりも「厚み」だった

背中を鍛えようと思った理由は、ボディビルのような大きな逆三角形を作りたかったからではない。

横から見たときに、
薄く見えない背中がほしかった。

スーツやジャケット、Tシャツを着たときに、背中の生地が自然に張る。肩を大きく広げるより、身体の中心に落ち着いた厚みがある。そのシルエットを、自分の後ろ姿の基準にした。

姿勢についても、医学的な効果を語りたいわけではない。私自身が、背中を鍛えるときに「丸まって見えない立ち方」を意識していた、という記録である。

背中の厚みを記録する本人写真
「男の背中」を記録するために使ってきた写真。写真は一時点の記録であり、この種目だけの効果を証明するものではない。

MY HOME GYM / WEDNESDAY

納戸ジムで、背中+二頭筋の日を作った

01 / PULL

まず懸垂。上から引く感覚を残す

懸垂は、背中を鍛える日の中心に置いた。10〜12回を4セット程度と記録した時期がある一方、別の日にはワイドとナローを分けて行っていた。回数を一つの固定値にせず、その時期の記録として残す。

02 / ROW

ローイングで、前から後ろへ引く

25kgのダンベルを使ったワンハンド・ローイングとダンベル・ローイングを記録している。肘を後ろへ引く軌道を意識し、腕だけで持ち上げる感覚にならないようにしていた。

03 / KEEP SMALL

種目を増やすより、続けられる構成を残す

背中の日に種目を次々と足すことはしなかった。納戸ジムで準備できる器具と、翌週も続けられる量を基準にした。メニューを絞ったことも、私が自宅で続けるための選択だった。

A DIFFERENT SILHOUETTE

「やらない種目」を決めた理由

私は、背中の幅を極端に広げることや、首まわりを大きく見せることを目的にしていなかった。そのため、デッドリフトやショルダーシュラッグは自分の背中メニューに入れなかった。

これは、70代なら誰もが避けるべきだという話ではない。私の目的と、自宅で続けられる構成に合わなかったので外した、というだけだ。

世間で定番とされる種目でも、自分が作りたいシルエットと違えば選ばない。背中トレは、タンクトップのためだけではなく、スーツ、ジャケット、Tシャツを着たときの後ろ姿を整えるためのもの。私はそう考えていた。

大きく見せるより、
服を着たときに立体的に見えること。

WHAT I COULD SEE

71歳で続けた時期、見た目の基準が変わった

背中だけを切り出して、「この種目で厚くなった」と言い切ることはできない。筋トレ全体、食事、体重の変化、休んだ期間、再開した時期が重なっているからだ。

それでも、鏡の横姿や服を着たときの印象を確かめる視線は変わった。正面の胸や腕だけでなく、背中の中心に厚みがあるか、ジャケットの背中がどう落ちるかを見るようになった。

その見方を含めて、私の9か月の体型変化は写真で見る体型の変化の記事にまとめている。背中だけでなく、全身の記録として読みたい人向けのページだ。

THE LONG FORM RECORD

背中だけでなく、半年間の流れとして読む

半年間の筋トレ、食事、体型変化、中断と再開までを、一つの記録として読みたい人へ。

『いい年をして、鍛える。』の記録を見る →

REFERENCES / 参考資料・出典

懸垂、ワンハンド・ローイング、ダンベル・ローイング、25kg、10〜12回×4セット程度、週2回、水曜日の背中+二頭筋は、著者本人が時期ごとに残した実践記録。

写真「男の背中」:著者本人の記録写真。撮影時期・条件の違いを含むため、単独種目の効果を示す証拠として一般化していない。

本記事は個人のトレーニング記録であり、年齢を理由に特定の重量・回数・種目を推奨するものではありません。肩、肘、腰、握力、バランスなどに不安がある場合は、無理に同じ内容を再現しないでください。