まだまだ行けるぞ 70代

私のコアラ食の基本|鶏そぼろ入りオムレツの作り方

コアラ食

「考えなくていい食事」を一つ持っておく

筋トレや体づくりを続けていると、一番消耗するのは「何を食べるか考えること」だと私は思っています。

毎食、栄養を計算し、今日は何を食べればタンパク質が足りるのかを悩み続けるのは、正直しんどいものです。

だから私は、「これさえ食べていれば最低限は大丈夫」という食事をいくつか決めています。その代表格が、ほぼ毎日登場する「鶏そぼろ入りオムレツ」です。

なぜ「そぼろ+オムレツ」なのか

理由はとても単純です。鶏胸肉をそのまま焼くと、どうしても個体差で「ゴリゴリした食感」のハズレに当たることがあります。

毎日ナイフとフォークで胸肉と戦い続けるのは、精神的にもきつい。

「刻んで包む」だけでストレスが消える
・最初から挽肉(そぼろ)にすれば、食感のハズレが消える
・卵で包むことで、食べやすく、飽きにくい
・タンパク質量が1食分として安定する


材料と作り方

■ 材料(1食分)

  • 卵:3個(※卵黄は2個分だけ使用)
  • 自家製鶏そぼろ:100g
  • 塩・胡椒:少々
  • 油:ごく少量

※鶏そぼろの作り方は、以下の記事で紹介しています。

鶏ひき肉3 1度作れば4日は安心|毎日美味しい鶏そぼろの作り方


① 卵を溶く
ボウルに卵を3個割り入れますが、卵黄は脂質を多く含んでいるにで、一個をすくい取って卵黄は2個にします。

卵2個

いろいろ試しましたが、計量スプーンが卵黄を傷つけることなく、プルッとすくい取ることができることを発見しました。慣れてきたので、今なら5秒で終わります。

白身の割合が多くなるので、均一になるように、ある程度しっかり溶きます。

白身を切るように混ぜすぎないのが、焼き上がりを綺麗にするコツだそうですが、私のレシピには合いません。


卵液を流し入れる
フライパンが温まったらオリーブオイルを小さじ一杯入れ、そこに卵を一気に流し入れます。周囲が固まり始めたら火を少し弱めます。

オムレツ1

油が少なく、卵が多いので、綺麗に薄く伸ばすことはできません。
何度やってもこんな感じになります。


④ 鶏そぼろをのせる
中央に鶏そぼろを100gのせます。広げすぎず、中央にまとめて置くのが包みやすさのポイントです。

オムレツ3

⑤ 折りたたむ・仕上げ
左右から卵を寄せ、そぼろを包み込むように折りたたみます。火を止め、余熱で中まで温めたら完成です。

オムレツ5

卵が厚いので、なかなか綺麗には仕上がりません。
味で勝負です。

焼きすぎず「半熟気味」にするほうが、毎日食べても飽きません。


この一皿で摂れるタンパク質量

この一皿でおおよそ合計 40g前後のタンパク質が確保できます。

  • 卵(卵黄2+白身3):約18〜20g
  • 鶏そぼろ100g:約20〜22g

夕食のメインにするだけで、一日のタンパク質設計が驚くほど楽になります。


地味な安定こそ、体づくりの正解

私はこのスタイルを勝手に「コアラ食」と呼んでいます。

コアラは基本的に特定のユーカリしか食べませんが、それでちゃんと生きている。

毎日ほぼ同じものを食べ、考えず、体調をブレさせない。

特別おいしくて感動するわけではないかもしれません。でも、この食事は決して裏切らない。

体づくりにおいて、派手な工夫よりも「地味な安定」のほうがずっと強いのです。

オムレツ・ハーフケチャップ
(ケチャップは多めですが、カロリーハーフなので問題ありません。)

「これでいい」と思える一皿を、いくつか持っておく。

鶏そぼろ入りオムレツは、長く付き合える最高の一品です。

今日も私は、あまり考えずにこれを食べます。


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