まだまだ行けるぞ 70代

過去の筋トレは、タンパク質が圧倒的に足りていなかった|71歳の再発見

サバス1

今になってようやく、気づいたことがあります。過去、何度も真剣に取り組んできた私の筋トレは、タンパク質が圧倒的に足りていなかったのです。

糖質制限と筋トレを並行している現在、私は毎日、食事内容を振り返っています。

タンパク質量、脂質、糖質。「今日は足りているか」「多すぎないか」を確認する習慣の中で、ある疑念が確信に変わりました。

「過去の自分は、常に“材料不足”の状態で体を動かしていたのではないか」ということです。


1章:直近1週間の食事設計(糖質制限+筋トレ期)

まず、現在の私の食事内容を整理します。目的は、体脂肪を抑えつつ筋量を維持、あるいは微増させること。1日あたりのタンパク質摂取量は120g〜140gを目安にしています。

そこに就寝前にガゼインプロテインを飲んでいます。

曜日主な食事内容(要約)タンパク質目安
卵3・納豆・サラダチキン・鶏そぼろ・豆腐約130g
卵3・納豆・鶏むね200g・豆腐・ツナ約125g
水(トレ)卵3・納豆・ご飯少量・プロテイン30g・鶏むね250g約145g
卵2・納豆・豆腐・サラダチキン・鶏そぼろ約120g
金(トレ)卵3・納豆・プロテイン30g・豚ヒレ200g約140g
卵3・納豆・サラダチキン・焼き鳥約110g
卵3・納豆・豆腐・鶏むね・鶏そぼろ約135g

日によって多少の変動はありますが、ガゼインプロテインを飲むことで「1日の合計で120g以上は確保する」ことだけは徹底しています。


2章:かつての「筋トレ期」の食事を振り返る

私は過去にも、数年おきに3〜4回、真剣に筋トレに取り組んだ時期がありました。いずれも8ヶ月間以上、自分なりにハードに続けていました。当時の食事は以下のような内容です。

  • 朝:卵2個、納豆1パック、味噌汁
  • 昼:鶏むね肉1枚+ブロッコリー
  • 夜:肉か魚、豆腐、納豆
  • 筋トレ後:プロテイン 約20g

当時にしては、かなり「筋トレ層」らしい食事に気を使っていたつもりでした。

しかし、今の基準で、当時の食事内容をざっくり計算してみると、1日のタンパク質摂取量は、

おそらくで平均で80〜90g程度だったと思います。

プロテインを飲んでいた日でも、筋トレ後に20g追加される」くらいで、1日を通して十分な量が確保できていたわけではありませんでした。

ハードに追い込んでも、筋肉が増えなかった理由

当時は週3回、胸・背中・脚の分割法。最終的にはダンベルプレスで片手20kg以上を扱うまでになりました。

自分なりにかなりハードに追い込んでいた自負がありましたが、それでも筋肉は思ったほど増えませんでした。

「なぜこれほどトレーニングしているのに増えないのか?」


当時はその理由が全く分かりませんでした。今思えば、私は「筋トレ後にプロテインさえ飲めば筋肥大できる」と盲目的に信じていたのです。

トレーニング以外の時間帯に材料が枯渇していることなど、想像もしていませんでした。

当時の1日のタンパク質摂取量は、筋肥大を目指すには、明らかな蛋白質不足でした。


3章:現在進行形の「進化」と、努力の証拠

現在は、さらに設計をアップデートしています。

タンパク質足りない
  • 週5回の筋トレ後:プロテイン + クレアチン
  • 毎晩の就寝前:カゼインプロテイン

トレーニング中だけでなく、筋肉が修復される時間帯に「材料を切らさない」ことを最優先しています。もちろん、過去の自分が努力していなかったわけではありません。

かつてザバスのプロテイン袋を集めて景品と交換できた時代、私は20枚以上の袋を送り、Tシャツを手に入れました。

まだ、手元には、今もその「切り取った袋の端」が十数枚ほど残っています。ですから少なくとも40袋以上は飲み干していた計算になります。

(ここに写真:サバスの袋の端、プロテイン缶の再利用など)


結論:筋トレは、トレーニングよりも先に「食事」で決まる

同じように追い込み、同じようにプロテインを飲んでいるつもりでも、結果は全く違いました。その差を生んだのは、才能でも環境でもなく、24時間を通した栄養の設計でした。

「筋トレは、トレーニングよりも先に食事で決まる」。その言葉の真意を、71歳の今、ようやく身体で理解しています。


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