現在、私は「発毛」という名の終わりなき戦いに挑んでいます。
最初の数ヶ月に見せた電撃的な進撃の勢いは落ち着きましたが、今もなお、じわじわと前線を押し広げている最中です。
もちろん、30代の頃の生え際まで取り戻せるとは思っていません。しかし、奪還した領域は、何としても死守せねばなりません。
「草原」から「森」への遷移
客観的に見れば、私の生え際は「額の広い、少し髪の薄い人」の領域にようやく足を踏み入れた程度かもしれません。
かつて何もなかった荒野に産毛が生え、それがようやく少し太くなってきた段階です。
しかし、最近明らかに印象が変わってきました。一言で言えば「頭が黒くなってきた」のです。密度が濃くなり、短くてもその一本一本の存在感が増してきました。
発毛とは面白いもので、失っていく過程を単に逆回しにするのとは違うようです。
それはまるで、かつて学んだ「植生の遷移」に似ています。草も生えない不毛の地が、草原になり、低木の茂みができ、やがて太い木々がそびえる豊かな森へと変わっていく……。
私の頭皮では今、それによく似た変化が起きているのです。

勝因は「補給路の確保」にあり
この戦果の要因は、分析するに「薬(ミノキシジル等)が6割」、そして残りの4割は「頭皮ケア、筋トレ、栄養、サプリメント」だと考えています。
ミノキシジルに対する耐性はないという説を、私は身をもって証明しつつあります。
かつて副作用で一度中断し、一旦は多くの毛髪を失った頭皮。再開から5ヶ月弱が経ちますが、驚くべきことに前回到達した前線をすでに追い越し、さらに進行を続けています。
拡大速度は鈍っても、侵攻は止まっていません。
かつては塹壕だけでかろうじて確保していた薄い前線。しかし今は、筋トレや栄養という「補給路」が確立され、兵員(毛髪の密度)が増え、インフラとしての毛根が整備されつつあります。
そう簡単に「額の反撃」を許すつもりはありません。
私は今、頭と額の戦いの最前線にいます。この前線を一歩でも先へ押し進めるため、今日も淡々と、前線への補給を怠らず、
できることを一つずつ積み重ねていきます。
71歳の再起動|漆黒の髪が物語る「肉体改造と発毛」の幸運な合流点

