「もう歳だから」「今さら手遅れだ」——。私たちは無意識のうちに、自分の肉体の可能性に蓋をして生きています。
しかし、私の頭皮に起きたある出来事は、その思い込みが単なる「諦め」に過ぎなかったことを教えてくれました。
これは、何度も挫折を経験した私が、それでも肉体改造を続ける中で見つけた「事実を元にした希望」の記録です。
目次
時を超えて帰還した「宇宙飛行士」たち
ミノキシジル外用薬を使い始めて数ヶ月。長年、毛髪がなかった「不毛の地」に変化が現れました。
驚くべきことに、新たに生えてきた髪には、白髪が一本も混じっていなかったのです。すべてが漆黒の、若々しい髪でした。

まるで人工冬眠から目覚めた宇宙飛行士が、加齢による影響を免れ、当時の若さを保ったまま目覚めたように。
早くに活動を休止し、深い眠りについていた私の毛包(髪の根元)の中では、色素を作る能力が劣化することなく「保存」されていたのではないか——。
そう考えずにはいられないほど、その黒かったのです。
肉体改造という名の「インフラ整備」
しかし、これは単なる薬剤の魔法ではありません。私はこの発毛を、長年続けてきた「肉体改造」との幸福な合流点だと捉えています。
- 血流の再構築: 筋トレによって全身の血行を促進し、頭皮という末端のインフラを整えたこと。
- 材料の供給: 自炊(鶏むね肉やプロテインなど)で良質なタンパク質を摂取し、細胞の「建材」を常に絶やさなかったこと。
- 精神の活性化: 挫折を繰り返しながらも「継続」を選び、脳に常に刺激を与え続けたこと。
ミノキシジルという「目覚まし時計」が鳴ったとき、私の肉体には彼らを受け入れる準備ができていました。
インフラが整っていたからこそ、冬眠していた細胞はフルパワーで再起動できたのです。材料のない現場に、職人(薬剤)だけが来ても家は建ちません。
「死滅」の前に、挑戦という火を灯す
もちろん、これは一つの事例です。長期の無毛状態では、毛根が完全に死滅している可能性も当然あります。
あと数年遅ければ、私の宇宙飛行士たちも永遠の眠りについていたことでしょう。

今回の帰還は、まさに「手遅れになる寸前」のタイミングを掴み取った、自分にとっての奇跡だったのかもしれません。ただし、それが「いつ」なのかは、誰にも分かりません。
私にとっては今だった。それだけの話です。
ですが、だからこそ私は伝えたいのです。「自分はもう手遅れだ」と決めつけて、眠っているかもしれない可能性を見捨てていいのか、と。
71歳でそれが可能だった。であれば、一気に頭皮と髪を眠りから覚ますために、肉体そのものを改造し、再起動を図ってみる価値はあるのではないでしょうか。
その気になれば、我々はまだまだ行ける。その証明が、今、私の頭上にあります。
【71歳が自力で発毛!】60代からの挑戦と挫折。副作用を乗り越え「復活」した全記録

