60代 趣味としてのカクテル / ちょっと強い酒が似合うかも

ジン  50ml (4/5) 
ベルモット 10ml (1/5)  
オリーブ (1個)
スライスしたレモンの果皮をグラスの内側に向けて絞り、グラスにレモンの香りをつけます。
次にシェイカーに氷を入れ、シェイクします。入れるというより詰める感じ。振りすぎても氷が溶けて中身が薄まってしまいます。隙間が多いと中で氷がぶつかり合って溶けてしまいます。
シェイカーが冷たくなってきたら出来上がりです。振りすぎても氷が溶けて中身が薄まってしまいます。冷え具合は手で判断します。
カクテルグラスはこぼれやすいので、シェイカーからゆっくりと注ぎ入れます。
本来の技法は、ミキシング・グラスを使ってステアで混ぜるのですがシェークで作る方法が手軽です。シェークで作ると口当たりが少しまろやかになります。
マティーニは、ジンの爽やかな辛さと香りに、ベルモットの複雑な甘みが絡んで、辛口のとても美味しいカクテルです。初めて飲むとこれは…と思います。
あまり馴染みのない味なので。でも何度か飲んでみてください。美味しさがわかります。ただアルコール度数が高いので、ガンガン飲むと酔っ払います。
またショートカクテルなので、ぬるくなる前に飲みきりましょう。作ってから10分から15分ぐらい冷たいうちが飲み頃です。

オリーブは予め余分な水分を拭っておきます。びしょびしょのまま入れると塩気で味が変わります。また、オリーブの塩気が強い場合は塩抜きをしたほうがいいでしょう。
ジェームス・ボンドがいつも飲むのはジンの代わりにウオッカを使う『ウオッカ・マティーニ』です。「ウオッカ・マティーニをステアでなくシェークで」が有名ですね。

☆(レモンの皮の内部には「油胞」というつぶつぶの組織があって、この中に香りの源である精油が詰まっています。レモンの精油の中にはリモネンという可燃性の成分が多く含まれています。ロウソクやライターの炎に向かって表皮を絞ると飛び散った精油がばちばち燃えます)
レモンの精油の中にはリモネンという可燃性の成分が多く含まれています。ロウソクやライターの炎に向かって表皮を絞ると飛び散った精油がばちばち燃えます)
飲み会でやると場合によってはウケますよ。






