まだまだ行けるぞ 70代

筋トレで培った体力で作った「緑のトンネル」|71歳の空中栽培、その全貌 2025夏(ミニかぼちゃ編)

アーチ群2

前回の記事で、「家庭菜園は究極のファンクショナルトレーニングだ」という話をしました。

その証拠とも言えるのが、我が家の畑にそびえ立つ「空中栽培用のアーチ群」です。

この規模の資材を運び、地面に打ち込み、組み上げる。もし私が筋トレをしていなければ、業者に頼むか、もっと簡易的なもので妥協していたでしょう。

これは、71歳の筋肉が作り上げた「緑のトンネル」の記録です。


なぜ、わざわざ「空中」にするのか

アーチ群3

カボチャやスイカといえば、地面を這わせて育てるのが一般的です。しかし、私はあえて高さ2メートル近いアーチを組み、空中で育てています。

理由は、「美しさ」と「管理」の2点に尽きます。

  • 実が綺麗に育つ:地面に接しないため、変色や傷がつかず、まんべんなく日光が当たります。
  • 風通しが良い:蒸れに弱いうどんこ病などの病気を防げます。
  • 収穫が楽:腰を曲げずに、立ったまま作業ができます(これは腰痛予防にもなります)。

そして何より、頭上にぶら下がる野菜を見上げる時の「景観」が最高なのです。


施工は「上半身の総合トレーニング」

ミニカボチャのアーチ

かぼちゃアーチ3

写真を見ていただければ分かる通り、骨組みはかなり堅牢に作っています。台風が来てもびくともしない強度が必要です。

この設営作業こそが、まさに筋トレでした。

アーチ設営の「筋トレ」種目換算
1. 資材運搬(ファーマーズウォーク)
大量の支柱を何度となく運ぶ。握力と僧帽筋が試されます。

2. 杭打ち(ハンマーストライク)
大きな重いゴムハンマーを振り上げ、全身を使ってパイプを地面に打ち込む。広背筋と腹斜筋の連動が必要です。

3. 高所組立(ショルダープレス)
頭上の高さでアーチ全体を支え、固定具を留める。三角筋への持続的な負荷がかかります。

この作業を一人で完遂できた時、「納戸ジムで挙げていたダンベルは、この日のためだったのか」と妙な納得感を覚えました。


ぶら下がる果実たち

かぼちゃアーチ5

苦労して組み上げたアーチに、今年も実がなりました。

私の身長よりも高い位置に実る、ミニカボチャや小玉スイカ。重力に従ってまっすぐ下に伸びるため、形も非常に整っています。

  • ミニカボチャ:1株から10個以上。緑の葉の中にオレンジや濃緑の実が下がる様子は、まるでシャンデリアのようです。
  • 小玉スイカ:落ちないようにネットでハンモックを作って吊るします。この手間もまた楽しい。
  • メロン:メロンは、アーチ栽培を思いついたのが、苗を買った後だったので、酷暑の中、残念ながらアーチの完成を待たずに枯れました。
  • キュウリとスイカの合掌造り:これは大成功、キュウリとスイカが隣り合ってぶら下がっているのがシュールです。
キュウリとスイカの合掌栽培

アーチの下をくぐりながら、成長具合を下から覗き込む。これができるのが空中栽培の醍醐味です。

来年もまた、このアーチを組むでしょう。そのためにも、冬の間もしっかりジム(自宅)で体を鍛え、重いハンマーを振り下ろせる背中を維持しておかなければなりません。

良い野菜は、良い土と、作り手の「足腰」から生まれるのです。


コラ・1 畑は「緑のジム」だ|71歳が家庭菜園に持ち込む筋トレ理論とサプリ戦略 2025夏


71歳筋トレ ビフォーアフター 71歳、人生で一番身体が変わった。自宅ジム×筋トレ×糖質制限で14kg減|肉体改造ロードマップ完全版