少し頭を冷やすために、今日はジム(自宅)を出て、もう一つの「現場」の話をしようと思います。
気強烈な猛暑の中、私は家庭菜園で奮闘していました。
一般的に、家庭菜園といえば「土いじり」「スローライフ」といった穏やかなイメージがあるかもしれません。しかし、私にとっては違います。
そこは、ジムで作った筋肉が「実戦」で通用するかを試す場所であり、有酸素運動と筋トレが融合した過酷なトレーニングフィールドでもあります。
目次
水やりで知った「ファーマーズウォーク」の真実
筋トレの種目に、両手に重いダンベルを持って歩く「ファーマーズウォーク(農夫の歩行)」というものがあります。
以前はその名の由来を深く考えていませんでしたが、畑で水を満タンに入れたジョウロ(約10kg)を両手に持ち、足場の悪い畝(うね)の間を往復している時に気づきました。
「これは、ただの農作業ではない。前腕と僧帽筋、そして体幹の限界への挑戦だ」と。
ジムでストラップを使って引くデッドリフトとは違う、生の握力勝負。水やりが終わる頃には、前腕がパンプアップして悲鳴を上げています。
土起こしは、全身の筋肉の連動だ
クワを振り上げ、固い土に打ち込み、手前に引く。この一連の動作を分解すると、見事な筋トレになります。
- 振り上げ:三角筋と三頭筋
- 打ち込み・引き:広背筋と腹直筋
- 姿勢維持:脊柱起立筋とハムストリングス
特に、不安定な土の上で踏ん張るため、体幹(コア)への刺激はバランスボールの比ではありません。炎天下での草刈りに至っては、終わりのないスクワットと体幹トレーニングの連続です。
「農作業」にもサプリメント戦略を持ち込む

炎天下、時には6時間にも及ぶ畑仕事は、どんな有酸素運動よりもハードです。
ここで何も対策をしなければ、体はエネルギー不足になり、せっかく育てた筋肉を分解(カタボリック)し始めてしまいます。
だから私は、畑にも「筋トレの常識」を持ち込みます。
- 作業中のドリンク:EAA(必須アミノ酸)を溶かした水を飲み、筋肉の分解を防ぐ。
- 腰の保護:重い土袋を運ぶ時は、迷わずトレーニングベルト(パワーベルト)を巻く。
- 作業終了後:直ちにホエイプロテインを飲み、明日の回復に備える。
近所の人から見れば「何を飲んでいるんだ?」と不思議がられますが、これが71歳で畑と筋トレを両立させる私のルールです。
妄想:もし昔の農家がタンパク質160gを摂っていたら
畑で汗を流しながら、ふと考えることがあります。
昔の農家の人々は、今の私以上に過酷な肉体労働を毎日こなしていました。
もし彼らが、現代の知識を持ち、毎日体重×2倍(約160g)のタンパク質とクレアチンを摂取していたら……。
おそらく、現代のボディビルダーも真っ青な、凄まじい肉体の持ち主がゴロゴロいたに違いありません。
私の畑にあるカボチャの空中栽培用アーチ群。あれを一人で組み上げられたのも、間違いなく筋トレで培った体力のおかげです。
筋トレは趣味ではなく、生活を支える土台。
畑で採れた野菜を食べて、また筋肉を作る。このサイクルを回しながら、来年の夏も畑というジムで汗を流そうと思っています。
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