発毛というと、まず発毛剤の種類やサプリに目が行きがちです。しかし、71歳で再び髪を取り戻した私が実感したのは、次のことでした。
発毛は、日々の「生活習慣の改善」が積み重なったときに初めて動き出す。
薬はアクセルですが、習慣こそがエンジンそのものです。
ここでは「今日からすぐにできる発毛の習慣」を、実際に私がやってきたものだけを厳選して、6つの土台として紹介します。
目次
生え際〜頭頂部がパンと張っていると、毛細血管が圧迫され、栄養が届きません。まずは「頭皮がどれくらい動くか」を確かめてください。(動かない場合は血流が滞っています。)
- つままない(皮膚を傷める)
- 指の腹で押すより「揺らす・動かす」イメージで。
- 毎日 TVを見ながら、頭皮のツヤが消えるまで続ける。
↓ 詳しくは以下の記事をご覧ください。
【鏡面解消】70代の頭皮を緩ませるマッサージ術—毛根に「居場所」を作る方法
毛穴に皮脂のフタがある状態で発毛剤を塗っても、浸透しません。美容師として断言できます。
- 毎日1回(皮脂が多い人、運動する人は朝晩2回)
- 指の腹で“頭皮を洗う”ように、丁寧にクレンジングする。
- すすぎを最低1分半かけ、洗い残し(炎症の原因)をなくす。
↓ 詳しくは以下の記事をご覧ください。
薬液の効果を最大化!発毛を促す「頭皮クレンジング」シャンプー術
髪はほぼタンパク質でできています。栄養が不足すると、生命維持に不要な髪は真っ先に細くなります。
- タンパク質は卵、鶏胸肉、魚、豆腐などから意識的に摂る。
- 日常の食事だけでは不足しがちなので、必要に応じてプロテインで補完すると安心です。
↓ 詳しくは以下の記事をご覧ください。
毛髪はタンパク質の塊—シニアが意識的に確保すべき栄養素の蓄え方
ビタミンCはストレスで一気に消費され、亜鉛は髪の再生サイクルに必須です。これらは食事だけで十分に摂るのが難しいため、「栄養の保険」としてサプリで補う価値があります。
- ビタミンB群(代謝)、ビタミンC(抗酸化)、ビタミンE(血流)、亜鉛(合成)を継続的に摂取。
↓ 詳しくは以下の記事をご覧ください。
発毛に効くサプリはあるのか?|71歳の私が20年以上飲み続けてわかった“現実的な答え”
頭頂部は身体のどこよりも血が届きにくい場所です。ここに血液を運ぶには、体全体の血流を上げる必要があります。
- ウォーキング、軽い筋トレ、ストレッチなどを継続。
- 運動直後(血流が最大化している状態)で発毛剤を塗布すると、浸透効率が上がります。
↓ 詳しくは以下の記事をご覧ください。
頭頂部が薄くなる本当の理由|発毛のための“血流改善トレーニング”完全ガイド
美容師として自信をもって言えます。**発毛期間は短髪が圧倒的に有利**です。
- 発毛の変化がわかりやすい。
- 風で乱れても目立たない。
- 発毛剤が髪に吸われず、毛根に届く量が大幅に増える(費用対効果が上がる)。
↓ 詳しくは以下の記事をご覧ください。
【美容師が断言】発毛期間中は「短髪」が最適である6つの理由—薬液の浸透率と視覚的な効果
私が71歳で再び髪を取り戻したのは、特別な才能や高価な治療のおかげではありません。ここに書いた日々の小さな習慣を整え、そこにAGA対策を組み合わせたとき、髪は動き始めました。
あなたの髪も、必ずまた動き出します。
このチェックリストは、すべて今日からできることばかりです。年齢は関係ありません。まずは、「頭皮をゆるめること」から始めてみてください。
「この習慣を実践した結果が、私の発毛体験記です」

